2006/02/20

TITLE:「 Raise your spirits! 

今年のスローガンは『Raise your spirits!』らしい。
さてこのyourは誰を指しているのだろうか?この旗(OSCの旗にこの文言は記されている)は俺達が振るのだから、ピッチの選手達に向かって「心意気示せや!」と言い放つものなのだろうか?それともクラブが俺達に向かって「お前らやる気みせろよ」と言われているのだろうか?『ゴールで俺達を・・・』に繋がるケツの座りの悪さを感じる。

仮定の話になってしまうが、もしミスター(佐藤仁司氏)がレッズに健在ならこんなピントの呆けた文言は使わなかったのでは無いだろうか?このスローガンに違和感を覚えた人はきっとサポ歴が無駄に長くウザいタイプだろう。一見耳障りが良く格好いいスローガンだが今まで歩んできたレッズの歴史から少し外れている様な気がする。

俺は浦和のサポーター文化について語る時に絶対外せない人間はクラブ側の人間では佐藤仁司氏だと思う。スタジアムに通っている人間ならこの選出に異論は無いはずであろう。ミスターが関わって作り上げてきた浦和の文化を仮に正統派と呼ぶとすると、犬飼基昭氏が代表に就任して以来作ってきたものは新機軸であろう。

犬飼代表の豪腕っぷりには惚れる部分もある。新クラブハウスやアフターバー、綺麗になったボルテージなど。ただレッズランドは先を急ぎすぎている気がしないでもない。確かにあれだけの広大な土地を手に入れられる巡り合わせはもう無いかも知れないが、それを有効活用できるほど日本の社会は成熟してない。平日の昼にフットサルが出来るのは学生だけだろう。この先赤字必至なのではなかろうか?少し不安である。

ただ犬飼代表の豪腕にも苦言を呈したい事も多い。正当派が培ってきたもの、例えばユニフォームであるとか、サプライヤーが大盤振る舞いであるからと言って、鹿島と色違いのユニは如何なものだろうか?ミスターなら絶対そんなことはしなかった。収入は確かにプロクラブにとって一番大事なものであろう。でもアイデンティティと引き替えにするものだろうか?しっかり交渉してくれ。安ければいいとかそうゆうもんじゃねーだろ。だいたいナイキの担当者とか大原に全然顔出さないらしいじゃんかよ。そーゆーもんも含めて収入なんじゃねーの?他にも最終戦は必ずホームでやるとか、試合前に過度な演出はしないとか(リフティングショーとかいらねーし。あとスポンサー様には申し訳ないけど、メールでなんちゃらとか、あれどーよ)ほんと細かい事のようだけど、そういうさ、小さく積み上げてきたものを蔑ろにすると今まで育んできた文化はきっと壊れるよ。壊れたらまた作ればいーじゃんって、そんな簡単なもんじゃないし。例えばさ、J黎明期に各クラブがサポートソングみたいなのを挙って作ったじゃん。でも今もスタジアムで歌い継がれているのはレッズだけだろ。当時の流行に任せてポップな感じのものをレッズも作っちゃったりしたら、もうきっと歌われて無いだろう。そうではなく落ち着いた曲調のセイリングにしたからこそ今もマフラー掲げて歌われているんだから、スタジアムの雰囲気とかミスターが大切にしてきたものは新機軸に偏らず、もっと大切にして欲しい。

今年は最終戦後に流されるミスターが編集のシーズンをまとめたビデオがもう見られないんだな。もう編集する人がいないからってあのビデオそのものも無くしたりしたら、うーん・・・その時はブチ切れよう。

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