2006/01/10

TITLE:「 天皇杯(2) 

開いたアジアの扉

まぁ嬉しい。それは間違いない。
横浜辺りの馬鹿サポが『あ゛レッズサポ?あんなんアジアの奥地に数人だけで乗り込んだ経験からすりゃ大した事ねーよ』とかネットで大仰に言うのを読むと、口の端に乾いた笑いが浮かぶのだがそれを全面的には否定できない。何故なら俺らはアジアの戦いをまるで経験してないのだから。悔しいが今はあいつらの言葉に対して反論できるものは何も持ってない。

さて翻って俺達なのだが、数年前から『アジア、アジア』とスローガンのように言い立てていたのだから、アジアの戦いはチームに任せて俺らは家で温々とネットで結果待ちなんてわけにはいくまい。そうアジアの各地に自らも赴かなくてはならないのである。

それを考えると半分は楽しみで半分は憂鬱である。いや正直に言おう。アジア遠征を本気で考え出した時に浮かんだ感情は不安をともなった憂鬱の方が大きかった。仕事の休みの計算、遠征費の捻出、家庭内の調整etc・・・・さてどうするかだな。ネットとかでアジアだアジアだと浮かれまくってる奴らは本気で遠征を考えているのだろうか?俺は一年後のアジアの戦いに付いていけるのか不安でたまらないのだが。

天皇杯を勝ち抜いて、勝ち抜いた先に待っている新たな戦いが一年先なんて、ある意味馬鹿らしいと思っていた自分がいる。一年も先だからチーム力も変わっていてヴェルディみたいな事(J2からACLに参加)が起こるんだよとせせら笑っていたのだが、いざ実際自分たちがその場に立ってみると一年間の準備期間ってのは大きい。俺らは果たしてこの一年間を有意義に使えるのだろうか。もちろん使わなくちゃならない。ただ遠くを見過ぎて近きを見失わないように、また近々の戦いに埋没して遠くの志を忘れないように、そんな初めての経験の一年間が今年は待っている。

浦和のアジア進出。嬉しい。けど気が重い。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する