2006/03/31

TITLE:「 ナビ杯予選 FC東京 駒場スタジアム  

HOME SWEET HOME
浦和2-0F東京 得点者:セルヒオ・酒井(浦和)

懐かしい駒場。
平日夜のこの駒場の空気に懐かしさを感じたのは俺だけじゃないはず。Jリーグ黎明期はこんな夜がたくさんあった。その頃の俺達はクレイジーコールズと言う当時日本最高峰のサポーターグループの元に集ってはいたが、まだ駒場全体を揺らし切るには至らず、当時を美化して語る人はいるが、駒場全体としては未だカオスの状態であったことは否めない。殺伐とした空気と和んだ空気、凛としているかと思えば、澱んでいたりもする。自らをサポーターと意識する人もまだまだ少なく、当時の日本の代表的なスポーツ観戦文化である野球観戦からの流れをともない、まだまだ口汚い野次も多く飛び交い、まさに黎明期であったあの頃。俺達はその頃から十数年という熟成期間を経て、多くの屈辱や歓喜を味わい成長したはずだった。

日本代表に4人選出され、永井と暢久、そして都築を怪我で欠き前回のスタメンから6人を入れ替える状況。驚きなのはスタメンを2TOPとし、その一角にセルヒオの名前があったこと。サブには小池や祐也の名前もあった。層が厚いとはいえ、今期初先発が多数を占めるこの状況では苦戦は必至なのは分かり切っている事。よもやこのメンバーですらFC東京に楽に勝てるなんて思った奴は居ないはず。それなのに・・・・

前半はチャンスがありながら得点できないジリジリした展開。後半はうってかわってFC東京のカウンターが二度三度と連続して浦和のゴールを脅かす展開。苦しい時間帯が続く。でもここを凌ぎきれば、相手ボランチの頭を越えるようなボールがFWに繋がりさえすれば、前がかりにFC東京がなってきた分、浦和のチャンスも決定的なものになると判っていたはずなのに・・・・なんて俺達はこらえ性が無いんだろう。

相手のフィジカルを最大に利用したチャージに文句を付け、流し気味の審判に悪態をつき、あまつさえ耐えている味方にすら野次を徐々に飛ばし始める観客席。なぁ俺達、何年サッカーを見続けてるんだ?自分がサポーターだと認識しているから味方を鼓舞するコールに反応するんだろ。それと同じ口から放たれる野次罵声溜息に何の意味があるんだ。首に巻いたマフラーは単なるファッションかい?それに誇りを乗っけて試合後に掲げるんだったら、それに見合う行動をしようよ。

苦しい時間帯を乗り越えて、若いセルヒオがきっちり結果を出したのはチームの成長の証。なら俺達も成長を示してみようよ。埼スタを揺らす雰囲気をつかみかけた俺達が駒場を使い切れないのはおかしいだろ。中心部ばかりが吠えても、その周囲を取り囲む俺達が反応できないならスタは揺れないよ。ポール持ちの周囲だけがサポーターじゃねぇんだぜ。そしてサポーターは格好良くなければならない。その中でも浦和のサポーターは断トツであるべきだ。格好いいサポーターって何だよ?そりゃヴィジュアル的な面もあるだろうし、そういう部分も否定しない。だけど一番はサッカーを理解しているって事じゃないか。耐えるべき時間帯は選手と共に凌ぎ、攻勢に転じるときはスタ全体で一気呵成に相手を包囲してしまう。ただ文句だけを垂れ流す奴は決してサッカーを理解しているとは言い難い。そしてそんな奴はどんなに外見を決めてようと全然格好良くない。

今シーズンの俺達は未だチームに乗せられてるだけだけど、いつかチームを乗せなきゃいけない時が来る。今のこの状態に安穏としてたらそれはきっと出来なくなってしまう。だからそれぞれ皆で考えよう。応援ってなんなのかを。

コメント

浦和サポの凄いところ

え〜と、スタジアムに滅多に行けない私はこういう文を読むと気持ちはサポのつもりでも、ただのファンでさえすらないなぁ〜、と思っちゃいます。
レッズ(だけじゃないでしょうが)の試合で失点するとすぐにゴール裏から「うらーわレッズ!」コールが起こりますよね。初めてスタジアムで観戦した時その声の大きさにびっくりしたのです。普通応援しているチームが点取られたら「あ〜」ってなるのが日本人の普通の感覚じゃないかと思うんですよ。でも、レッズサポは違う。これってすごいな、と。さすがに今は私でも失点したってまだまだ!試合は笛がなるまでわからないぞ〜と思えますが、それでもチャンスに決まらなかったりすると「あ〜、惜しかった」とため息出ちゃうんですよ。これってまだまだ修行が(?)足りないって事なんでしょうね。それからやっぱり生でスタジアムに行ってこそ感じる事ってあるので、すこしでも後押しできるサポになるには年に1,2回のスタジアム詣ででは何年掛かるかわかりません。でも、サッカー見て「わ〜、おお〜」て思える瞬間がスタジアムの醍醐味だなぁ〜、と思っているのでやっぱりいつまで経っても「超初心者」のままかもしれません。後押しできるかっこいいサポになりたいですけど。
何言ってるんだっていうようなコメントで失礼しました。

やべぇ嬉しい。結果勝った試合の後で、みんな満足した試合の後なのに一人愚痴を垂れ流す自己満足な文章を書いている俺って存在価値があるのか自分自身に問いかけていたところで、ぷらむさんみたいな反応をもらえると、自分自身が「まだ生きてていいんだよ」って許可をもらえたみたいで、少しは自分の書く文章に意義があったようで素直に嬉しい。

勢い余って勇ましい文を書いてみたものの自分自身だって何も出来ちゃいない。それが現実だったりする。でも出来ていないからこそ、出来ようとする努力を絶やさないようにしたい。ぷらむさんもきっとそうだと思う。怖ろしいのは出来ていると思いこむ事。人はいつだって未完成。完成したと思ったところで取り残される。だから足は止めちゃいけないと思う。

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