2006/01/01

TITLE:「 天皇杯(1) 

浦和2-1清水

国立競技場で埼玉と静岡の戦いは特別なのだ。
それはこの地域に住む者以外理解しなくていい。ナショナルスタジアムで王国の覇権を争うのはこの二つの地域で無くてはならないのだ。それは単なる過去の呪縛であるかも知れない。しかしそれでも構わない。今日のようにまた新しい歴史を作っていけば良いのだから。僕は本来こんな事を考える硬い人間じゃない。でもそう書かせてしまうのは元日のこの戦いに慣れていない哀しさだろう。

レッズのサポーターは他のチームのサポーターから嫌われている。きっと清水のサポーターも今日でもっと嫌いになっただろう。だって試合前の三枚の旗の下から巨大な☆が出てくる圧倒的なヴィジュアルの応援に明らかに「やられた!」って雰囲気漂っていたからね。引き籠もり体質の僕はホーム側応援席に行けず、清水側の近くで見ていたから悔しそうな彼らの顔がよく見えたよ。

応援に勝ち負けは無いとかってよく言うけどさ、あるよ。味方の選手を鼓舞するためにやっているのであって、相手に見せつけるためにやっているんじゃないなんてさ、それは真理であるけど本質じゃない。☆が現れた瞬間のあいつらの士気の低下っぷりは見事だったよ。サンバのリズムがブルースに変わったほどに。

2005シーズンの7月23日から8月14日の間に行われた浦和と清水の三連戦は全てウノゼロで浦和が勝利している(8/6の試合では日本平の呪いも長谷部が解いてくれている)。実はその期間に清水とリバプールの親善試合が組まれていたのだがリバプールの事情により流れてしまった。もし実現していれば清水の対レッズ4連戦4連敗だったろう事が見られなくて残念である。

清水の監督はかつて解説者時代に浦和を「幼稚園サッカー」と罵った人物。その浦和に今日の天皇杯も含め4連敗した気持ちはどうなのか聞いてみたい気もするが、まぁあの埼スタこけら落としの試合は本当にまずかったから、その言葉は甘んじて受け入れよう。でも今の浦和は違っただろ。なぁ健太。お前ら三羽がらすと武田に受けた屈辱はようやく今日この日この晴れの舞台ではらせたよ。

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