2006/04/27
TITLE:「 ナビ杯予選 アビスパ福岡 博多の森球技場 」
vanity
福岡1-3浦和 得点者:小野・永井・平川(浦和)有光(福岡)
一ヶ月で同じ相手と三度目の対戦。んー日程考え直した方がいいんじゃないか?
平日に福岡で行われたこの試合。俺は行ってない。
その上、この試合はフジテレビの怠慢で試合中継が一切行われてない。
だから俺は何も語れないし、語る気もしない。
俺自身、現場に毎回赴かない奴はサポーターじゃねぇなんて思ってないが、現地で生で観戦してこそ感じられるものもある。そしてそれは決して軽くないものだったりする。
経済的事情、時間的事情、色々な事情があり、行きたくても行けない奴は多いと思う。だからこそそう言った事情をはね除けて現地の空気に身を委ねる事の出来る奴はスゲーと思うし、尊重する。だけど羨ましく思いつつ、そいつらに負けたくないとも思う。
今回行かなかった事で、俺が今よりもっとじじぃになって、パブでビールを飲みながら試合を観戦するような環境になった時、若いレッズサポに向かって語れる話が一つ少なくなった。それは俺にとってはとても嘆かわしいことだったりする。
でもきっと年を取って記憶が曖昧になり出した頃、永井がキックフェイント一発で福岡のDFを混乱に陥れたゴールなんかを、さも見てきたように語り出したりするんだろうな。そう、それほど俺は虚栄心が強い。
福岡1-3浦和 得点者:小野・永井・平川(浦和)有光(福岡)
一ヶ月で同じ相手と三度目の対戦。んー日程考え直した方がいいんじゃないか?
平日に福岡で行われたこの試合。俺は行ってない。
その上、この試合はフジテレビの怠慢で試合中継が一切行われてない。
だから俺は何も語れないし、語る気もしない。
俺自身、現場に毎回赴かない奴はサポーターじゃねぇなんて思ってないが、現地で生で観戦してこそ感じられるものもある。そしてそれは決して軽くないものだったりする。
経済的事情、時間的事情、色々な事情があり、行きたくても行けない奴は多いと思う。だからこそそう言った事情をはね除けて現地の空気に身を委ねる事の出来る奴はスゲーと思うし、尊重する。だけど羨ましく思いつつ、そいつらに負けたくないとも思う。
今回行かなかった事で、俺が今よりもっとじじぃになって、パブでビールを飲みながら試合を観戦するような環境になった時、若いレッズサポに向かって語れる話が一つ少なくなった。それは俺にとってはとても嘆かわしいことだったりする。
でもきっと年を取って記憶が曖昧になり出した頃、永井がキックフェイント一発で福岡のDFを混乱に陥れたゴールなんかを、さも見てきたように語り出したりするんだろうな。そう、それほど俺は虚栄心が強い。
- Reds |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- ▲
2006/04/23
TITLE:「 第九節 清水エスパルス 静岡スタジアムエコパ 」
清水2-1浦和 得点者:マルキーニョス・チョジェジン(清水)ワシントン(浦和)
でもさ、現実は過酷でも世界で俺以外は俺を愛してくれなくてもそれでも人生は美しいんだよ。La vita è bellaなわけだ。
-------
試合のことについては何も書かない。
それぞれ自分で解決するものだから。
朝6時に寝て昼1時に起きた。
何もすることがない。友人達はレッズランドに試合を見に行くと言っていた。でも起きたときにはもう間に合わない。すげぇなぁ、俺はまだ生レッズ(トップじゃなくても)に触れられないよ。しばらくは目を逸らしてたい。
バスの中で最後の挨拶の時、色々伝えたい事は有ったのだけどどれを伝えようか迷いどれも伝えられなくグダグダな俺に失望したし、けれどそんな情けない自分が自分らしくて受け入れられちゃう部分に、あぁ俺って自分大好き人間で自分への評価にメロメロに甘いなぁって改めて気付かされて、ダメ人間じゃん俺って。
明日は30万を超すローンの支払日で、バスツアー祝赤字回避なわけで、今回もなんとか山を越せたけど、まだまだそれは何年も続くし、俺なんでこんな無理なローン組んだんだろと毎月この時期は心臓が痛くなり、気が付けば犬の餌を買いに行かなきゃダメだったりして、腹を空かせた犬共が足元で俺に吠えるんだ「腹減ったぞ!殺す気か」と。次々飛びつく犬共を蹴散らしながら進むんだけど、でもこの馬鹿犬たちが本気で俺にムカついて一斉に襲いかかってきたら、さすがに勝てねぇだろうなぁ、素手じゃ二匹くらいしか道連れに出来ないかもなぁってふと思ったりする。
でも犬はそれをしないから犬なわけで、餌が買えないほど、生活に窮したら、お前ら食って生き延びてやるから安心しろと蹴っても蹴ってもすり寄ってくるアホ犬を愛おしげに眺めてみる。
俺はさぁ気にしぃな性格で、人から批判されたりするとそれをもうずーっと引きずる根性無しだからさ、バスの中で俺を気遣ってくれてる人を、そのことで他の皆が寝ている中、ずっと責め立てたりしたわけで、ホント糞だな俺。俺は生涯口喧嘩じゃ負けたことが無い。正確に言うと負けたと思ったことが無いだけだが、ほんとしつこい。相手が呆れるまで喋り続けりゃ勝ちだと思ってるだけの無意味な勝ちだけどね。だから友達いねーんだな俺。別にいいや、手下と敵だけいれば。退屈はしねーだろうから。でも本当は友達が欲しくて欲しくてたまらない。
ゴルゴ13は騎乗位が好きらしい。でも俺は後背位が危険を回避するなら一番だと思ってた。でも枕の下から銃を取り出せばいいんじゃないかなと言われた。きっと人生の真実はこんなくだらない会話の中にヒントがある。
岡野からのリクエストはシャアザクだった。でもMGのシャアザクの再販予定は5月以降だ。仕方なくF2型のザクを注文した。赤く塗れば誤魔化せるだろうとか考えている俺はきっと岡野を甘く見ている。それって尊敬している選手を騙す事になるんじゃないのか?じゃあどうする?F2とS型の大きな違いである胸周辺は改造するのか?強度が落ちるぞ?でも納期は早くしたいし・・・・
バス内で消費するお菓子や飲み物を買いすぎたかなって反省している。きっとそれなら返金して安くしろよと思った人もいるだろう。購入金額は2万円を超えているので返金すれば当初の予定通り一人辺り4000円の参加費に収まったのだ。そうした方が多く飲む人、殆ど飲まない人、食べる人、食べない人によって負担金額に差額が生じないのだから。その上、重い荷物を買ったり運んだりする労力も必要なかった。でも美味しそうに飲んでたり食べてたりする人も多かったじゃんとかって無理矢理自分を納得させてみる。どうなんだ俺?次回があるならどうすべきだ俺。
水曜日には試合が行われる。
でもさ、現実は過酷でも世界で俺以外は俺を愛してくれなくてもそれでも人生は美しいんだよ。La vita è bellaなわけだ。
-------
試合のことについては何も書かない。
それぞれ自分で解決するものだから。
朝6時に寝て昼1時に起きた。
何もすることがない。友人達はレッズランドに試合を見に行くと言っていた。でも起きたときにはもう間に合わない。すげぇなぁ、俺はまだ生レッズ(トップじゃなくても)に触れられないよ。しばらくは目を逸らしてたい。
バスの中で最後の挨拶の時、色々伝えたい事は有ったのだけどどれを伝えようか迷いどれも伝えられなくグダグダな俺に失望したし、けれどそんな情けない自分が自分らしくて受け入れられちゃう部分に、あぁ俺って自分大好き人間で自分への評価にメロメロに甘いなぁって改めて気付かされて、ダメ人間じゃん俺って。
明日は30万を超すローンの支払日で、バスツアー祝赤字回避なわけで、今回もなんとか山を越せたけど、まだまだそれは何年も続くし、俺なんでこんな無理なローン組んだんだろと毎月この時期は心臓が痛くなり、気が付けば犬の餌を買いに行かなきゃダメだったりして、腹を空かせた犬共が足元で俺に吠えるんだ「腹減ったぞ!殺す気か」と。次々飛びつく犬共を蹴散らしながら進むんだけど、でもこの馬鹿犬たちが本気で俺にムカついて一斉に襲いかかってきたら、さすがに勝てねぇだろうなぁ、素手じゃ二匹くらいしか道連れに出来ないかもなぁってふと思ったりする。
でも犬はそれをしないから犬なわけで、餌が買えないほど、生活に窮したら、お前ら食って生き延びてやるから安心しろと蹴っても蹴ってもすり寄ってくるアホ犬を愛おしげに眺めてみる。
俺はさぁ気にしぃな性格で、人から批判されたりするとそれをもうずーっと引きずる根性無しだからさ、バスの中で俺を気遣ってくれてる人を、そのことで他の皆が寝ている中、ずっと責め立てたりしたわけで、ホント糞だな俺。俺は生涯口喧嘩じゃ負けたことが無い。正確に言うと負けたと思ったことが無いだけだが、ほんとしつこい。相手が呆れるまで喋り続けりゃ勝ちだと思ってるだけの無意味な勝ちだけどね。だから友達いねーんだな俺。別にいいや、手下と敵だけいれば。退屈はしねーだろうから。でも本当は友達が欲しくて欲しくてたまらない。
ゴルゴ13は騎乗位が好きらしい。でも俺は後背位が危険を回避するなら一番だと思ってた。でも枕の下から銃を取り出せばいいんじゃないかなと言われた。きっと人生の真実はこんなくだらない会話の中にヒントがある。
岡野からのリクエストはシャアザクだった。でもMGのシャアザクの再販予定は5月以降だ。仕方なくF2型のザクを注文した。赤く塗れば誤魔化せるだろうとか考えている俺はきっと岡野を甘く見ている。それって尊敬している選手を騙す事になるんじゃないのか?じゃあどうする?F2とS型の大きな違いである胸周辺は改造するのか?強度が落ちるぞ?でも納期は早くしたいし・・・・
バス内で消費するお菓子や飲み物を買いすぎたかなって反省している。きっとそれなら返金して安くしろよと思った人もいるだろう。購入金額は2万円を超えているので返金すれば当初の予定通り一人辺り4000円の参加費に収まったのだ。そうした方が多く飲む人、殆ど飲まない人、食べる人、食べない人によって負担金額に差額が生じないのだから。その上、重い荷物を買ったり運んだりする労力も必要なかった。でも美味しそうに飲んでたり食べてたりする人も多かったじゃんとかって無理矢理自分を納得させてみる。どうなんだ俺?次回があるならどうすべきだ俺。
水曜日には試合が行われる。
- Reds |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- ▲
2006/04/17
TITLE:「 第八節 京都パープルサンガ 埼玉スタジアム 」
the curve of inverse proportion for ontology.
浦和3-0京都 得点者:長谷部・ワシントン・ワシントン
1点先行したらボーナスステージ突入。
これが今シーズンのレッズの戦いっぷりである。
ここ二節続けてなかなか得点が奪えなかった。が、今節は後半の早い時間に得点が奪えた事によりその時点で勝負あった感がある。後半、あれほどサイドのスペースが空きまくるチームはJ1ではなかなか無い。修正出来ないようだと京都は今後も苦戦するだろう。
スペースがある時のアレックスはもの凄い。もう誰にも止められない。
大きなサイドチェンジをいとも簡単に何度も通させるようなチームとの対戦ならこの結果は至極当然であろう。
そんな試合。しかし俺はこの試合では、ただスタジアムに居ただけの存在。
選手やチームに乗っかるだけで後押しも何も出来てない。
果たして俺はサポーターなのだろうか?
浦和3-0京都 得点者:長谷部・ワシントン・ワシントン
1点先行したらボーナスステージ突入。
これが今シーズンのレッズの戦いっぷりである。
ここ二節続けてなかなか得点が奪えなかった。が、今節は後半の早い時間に得点が奪えた事によりその時点で勝負あった感がある。後半、あれほどサイドのスペースが空きまくるチームはJ1ではなかなか無い。修正出来ないようだと京都は今後も苦戦するだろう。
スペースがある時のアレックスはもの凄い。もう誰にも止められない。
大きなサイドチェンジをいとも簡単に何度も通させるようなチームとの対戦ならこの結果は至極当然であろう。
そんな試合。しかし俺はこの試合では、ただスタジアムに居ただけの存在。
選手やチームに乗っかるだけで後押しも何も出来てない。
果たして俺はサポーターなのだろうか?
- Reds |
- トラックバック(0) |
- コメント(1) |
- ▲
2006/04/14
TITLE:「 ナビ杯予選 アビスパ福岡 駒場スタジアム 」
内舘秀樹の作り方
浦和3-1福岡 得点者:アレックス(福岡)堀之内・暢久・闘莉王(浦和)
内舘は所謂華のある選手ではない。
この試合、誰もが2アシストの相馬、暢久の初めて見せたループシュート等に目がいきがちであろう。きっと内舘に注目していた人は少なかったであろう。だが、影でこの試合を支配していたのは内舘であろう。彼のパスを受ける能力と体の向きはオフト時代に培われたものであろうが、それを愚直なまでに守っている内舘は、やはり浦和には無くてはならない存在である。
---------
浦和のサポーターはせっかちである。
前半25分の状態で1点ビハインドであるとは言え、クルヴァ近くから攻撃を急かす大きな声の指示が飛んだのにはげんなりである。一人の焦りは万人に伝染する。余裕を持てとは言わないが焦りは禁物である。幸いなのはその指示に呼応する人間が殆どいなかったことであろう。
ガンバとジュビロが優勝争いをしていたシーズン、両者の戦いでロスタイム間際、1点ビハインドのジュビロがCKを得た。蹴るのは名波、焦るこの時間帯で彼はCKに思いっきり時間を掛けた。そしてその行為に焦らされたのはリードしているはずのガンバ。名波はきっちりこのCKを決め、記憶によればロスタイムに逆転まで演じている。うろ覚えなので多少間違っているかも知れないが、名波のその落ち着きがチームの成熟度を俺に感じさせたのは間違いない。
かつて浦和に在籍していた石井俊也がなんらかのインタビュー(しゃべり場だろうか?)で「埼玉の人は1点のビハインドに焦りすぎる。静岡ではそんな事はなかった」との旨の話をしていたそうだ。サッカーで静岡に遅れを取りたくねーだろ。だから俺達も成長しよう。
---------
そんな石井俊也だが、もしかしたら次節の京都戦でパウリーニョの出場停止により出場機会が与えられるかも知れない。俊也と言えば、浦和での最後の試合となった天皇杯で退場したとき、ユニフォームを投げ捨て去っていった事から、あまり良い印象を抱いてない人が多いかも知れないが、J2に浦和が落ちたとき、当時オリンピック代表で明神と壮絶なレギュラー争いを演じていたにも関わらず『オリンピックより浦和が大事』と早々にチームに残留宣言をしてくれた事に今でも感謝している。三上も怪我が癒えて次節は出場してきそうだ。なにより監督は柱兄である。彼らに今の浦和の強さを見せつけたい。それが低迷期を支えてきた(まぁ三上はちょっと違うが)彼らへの恩返しだと思う。
浦和3-1福岡 得点者:アレックス(福岡)堀之内・暢久・闘莉王(浦和)
内舘は所謂華のある選手ではない。
この試合、誰もが2アシストの相馬、暢久の初めて見せたループシュート等に目がいきがちであろう。きっと内舘に注目していた人は少なかったであろう。だが、影でこの試合を支配していたのは内舘であろう。彼のパスを受ける能力と体の向きはオフト時代に培われたものであろうが、それを愚直なまでに守っている内舘は、やはり浦和には無くてはならない存在である。
---------
浦和のサポーターはせっかちである。
前半25分の状態で1点ビハインドであるとは言え、クルヴァ近くから攻撃を急かす大きな声の指示が飛んだのにはげんなりである。一人の焦りは万人に伝染する。余裕を持てとは言わないが焦りは禁物である。幸いなのはその指示に呼応する人間が殆どいなかったことであろう。
ガンバとジュビロが優勝争いをしていたシーズン、両者の戦いでロスタイム間際、1点ビハインドのジュビロがCKを得た。蹴るのは名波、焦るこの時間帯で彼はCKに思いっきり時間を掛けた。そしてその行為に焦らされたのはリードしているはずのガンバ。名波はきっちりこのCKを決め、記憶によればロスタイムに逆転まで演じている。うろ覚えなので多少間違っているかも知れないが、名波のその落ち着きがチームの成熟度を俺に感じさせたのは間違いない。
かつて浦和に在籍していた石井俊也がなんらかのインタビュー(しゃべり場だろうか?)で「埼玉の人は1点のビハインドに焦りすぎる。静岡ではそんな事はなかった」との旨の話をしていたそうだ。サッカーで静岡に遅れを取りたくねーだろ。だから俺達も成長しよう。
---------
そんな石井俊也だが、もしかしたら次節の京都戦でパウリーニョの出場停止により出場機会が与えられるかも知れない。俊也と言えば、浦和での最後の試合となった天皇杯で退場したとき、ユニフォームを投げ捨て去っていった事から、あまり良い印象を抱いてない人が多いかも知れないが、J2に浦和が落ちたとき、当時オリンピック代表で明神と壮絶なレギュラー争いを演じていたにも関わらず『オリンピックより浦和が大事』と早々にチームに残留宣言をしてくれた事に今でも感謝している。三上も怪我が癒えて次節は出場してきそうだ。なにより監督は柱兄である。彼らに今の浦和の強さを見せつけたい。それが低迷期を支えてきた(まぁ三上はちょっと違うが)彼らへの恩返しだと思う。
- Reds |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- ▲
2006/04/11
TITLE:「 第七節 アビスパ福岡 博多の森球技場 」
藪田の経験、岡野の経験、そして拙策
福岡0-1浦和 得点者:闘莉王(浦和)
この試合、内容について云々と語るのは野暮であろう。
終了間際のあの興奮が全てである。90分かけて鬱積させた情緒の解放、それだけで時間と金を費やして博多の森にいるべき価値のある試合である。フットボールのサポーター等と名乗ってる奴はどっかしら病んでいる奴である。頭の捻子がぶっ飛んじまって実社会の中じゃ生きながら死んでるような野郎ばかりである。だからこそ、あんな脳汁が絞り出る瞬間を求めてやまない。A10神経をビンビンに刺激され脳内麻薬で満たされた瞬間にこそ生きている実感を感じ、その欲求にあがなえず、愛するチームに何処までもへばり付いて行く。俺にしてみりゃフットボールは8つの目の大罪である。
-------
福岡に懐かしい名前の選手がいた。藪田光教である。彼はその経験を存分に活かしスペースを埋め、パスコースを消し、ボールチェックに勤しんだ。まさに献身であった。ベテランにあの動きをされたら、若いチームメイトがさぼるわけにはいかない。この試合の福岡の弛まないDFは彼なくしてありえなかっただろう。
そしてホームの力。オブリを代表する福岡のサポーターの力も感じた。後半アレックスが消えに消えていたのは真横にオブリが陣取っていたからかも知れない。
そんな福岡が善戦虚しく散った敗因は二つ。
なにも福岡にだけベテランがいるわけじゃないのと、あまりに稚拙な采配だろう。
硬直した試合は若さでそれを突き破るか、ベテランの老獪さで打破するかである。
幸いなことに俺達には岡野がいた。後半出場だけでハットトリックを決めたにも関わらず翌節もスタメン起用されずへそを曲げていた頃の岡野ではない、J2や他チームなど様々な経験を積んで縦に突破する勢いだけじゃない老獪さを身につけた岡野がいてくれた。
岡野がDF二人の間をすり抜け、黒部に絶妙なマイナスのパスを出した時、福岡の選手には「やられた!」と電気が走っただろう。しかし黒部自身もそれに反応できず、見送ってしまった後、きっと福岡に安堵の空気が流れたことだろう。「あぁ最後の山を越した。勝点1はもらった」と。でもそうじゃないんだよ。諦めたら終わりな事を安西先生並に知っている男がもう一度あげたクロスはそれまで完全だった千代反田に唯一の競り負けを産み出させた。もちろん先の縦に突破された残像が福岡の選手に残っていた可能性もある。少しポジションを後ろに戻した岡野に対して、福岡のDFは距離を取りすぎていた。それまでガツガツ来ていたのに、スピードでかわすドリブルを怖れてか、対峙する距離が空きすぎていた。その隙を逃さないのが経験なのだろう。左足であげたクロスは闘莉王のヘッドにピンポイントであい、ゴール裏を歓喜の渦に巻き込んだ。
闘莉王がパワープレイで長い時間前線で張っていられたのにも伏線がある。
福岡はスタメンでFWに上背がありフィジカルの強い林を1TOPで活用していた。この林が曲者でなんと闘莉王が何度も競り負けていた。あまりにも珍しい光景である。多分福岡の監督である松田さえも驚いたのではなかろうか?が、しかし何故か林を後半途中で引っ込めてしまった。中盤を厚くし守りきる狙いだったのかも知れないが、狙いとは裏腹に前線のターゲットを無くした事によりリズムが少し浦和寄りに戻ってしまう。慌ててスピード系の有光をFWに投入するが、確かに有光も効果的に働いたが、有光に対しては坪井が居れば充分対応出来る。逆に林が最後まで残っていたらハイボールに難があり、フィジカルで勝負するタイプでない坪井を残して闘莉王が上がりっぱなしになるのはあまりにも暴挙であると言わざる得ない。俺は闘莉王の得点は松田の拙策により為し得たとさえ思える。
-------
試合全体を通してみればぐだぐだだけど、それでもその一瞬に興奮して気持ちよく逝かせてもらった、そんな昔日のレッズな感じを久々に受けた試合だったよ。
かつて広瀬がFK二発で福岡を沈めた試合をなんとなく思い出した。博多の森はオブリの悲劇がよく似合う。悪い意味じゃなく熱気とそれが急速に冷めていく様子は熱が高ければ高いほど美しいから。
福岡0-1浦和 得点者:闘莉王(浦和)
この試合、内容について云々と語るのは野暮であろう。
終了間際のあの興奮が全てである。90分かけて鬱積させた情緒の解放、それだけで時間と金を費やして博多の森にいるべき価値のある試合である。フットボールのサポーター等と名乗ってる奴はどっかしら病んでいる奴である。頭の捻子がぶっ飛んじまって実社会の中じゃ生きながら死んでるような野郎ばかりである。だからこそ、あんな脳汁が絞り出る瞬間を求めてやまない。A10神経をビンビンに刺激され脳内麻薬で満たされた瞬間にこそ生きている実感を感じ、その欲求にあがなえず、愛するチームに何処までもへばり付いて行く。俺にしてみりゃフットボールは8つの目の大罪である。
-------
福岡に懐かしい名前の選手がいた。藪田光教である。彼はその経験を存分に活かしスペースを埋め、パスコースを消し、ボールチェックに勤しんだ。まさに献身であった。ベテランにあの動きをされたら、若いチームメイトがさぼるわけにはいかない。この試合の福岡の弛まないDFは彼なくしてありえなかっただろう。
そしてホームの力。オブリを代表する福岡のサポーターの力も感じた。後半アレックスが消えに消えていたのは真横にオブリが陣取っていたからかも知れない。
そんな福岡が善戦虚しく散った敗因は二つ。
なにも福岡にだけベテランがいるわけじゃないのと、あまりに稚拙な采配だろう。
硬直した試合は若さでそれを突き破るか、ベテランの老獪さで打破するかである。
幸いなことに俺達には岡野がいた。後半出場だけでハットトリックを決めたにも関わらず翌節もスタメン起用されずへそを曲げていた頃の岡野ではない、J2や他チームなど様々な経験を積んで縦に突破する勢いだけじゃない老獪さを身につけた岡野がいてくれた。
岡野がDF二人の間をすり抜け、黒部に絶妙なマイナスのパスを出した時、福岡の選手には「やられた!」と電気が走っただろう。しかし黒部自身もそれに反応できず、見送ってしまった後、きっと福岡に安堵の空気が流れたことだろう。「あぁ最後の山を越した。勝点1はもらった」と。でもそうじゃないんだよ。諦めたら終わりな事を安西先生並に知っている男がもう一度あげたクロスはそれまで完全だった千代反田に唯一の競り負けを産み出させた。もちろん先の縦に突破された残像が福岡の選手に残っていた可能性もある。少しポジションを後ろに戻した岡野に対して、福岡のDFは距離を取りすぎていた。それまでガツガツ来ていたのに、スピードでかわすドリブルを怖れてか、対峙する距離が空きすぎていた。その隙を逃さないのが経験なのだろう。左足であげたクロスは闘莉王のヘッドにピンポイントであい、ゴール裏を歓喜の渦に巻き込んだ。
闘莉王がパワープレイで長い時間前線で張っていられたのにも伏線がある。
福岡はスタメンでFWに上背がありフィジカルの強い林を1TOPで活用していた。この林が曲者でなんと闘莉王が何度も競り負けていた。あまりにも珍しい光景である。多分福岡の監督である松田さえも驚いたのではなかろうか?が、しかし何故か林を後半途中で引っ込めてしまった。中盤を厚くし守りきる狙いだったのかも知れないが、狙いとは裏腹に前線のターゲットを無くした事によりリズムが少し浦和寄りに戻ってしまう。慌ててスピード系の有光をFWに投入するが、確かに有光も効果的に働いたが、有光に対しては坪井が居れば充分対応出来る。逆に林が最後まで残っていたらハイボールに難があり、フィジカルで勝負するタイプでない坪井を残して闘莉王が上がりっぱなしになるのはあまりにも暴挙であると言わざる得ない。俺は闘莉王の得点は松田の拙策により為し得たとさえ思える。
-------
試合全体を通してみればぐだぐだだけど、それでもその一瞬に興奮して気持ちよく逝かせてもらった、そんな昔日のレッズな感じを久々に受けた試合だったよ。
かつて広瀬がFK二発で福岡を沈めた試合をなんとなく思い出した。博多の森はオブリの悲劇がよく似合う。悪い意味じゃなく熱気とそれが急速に冷めていく様子は熱が高ければ高いほど美しいから。
- Reds |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- ▲
2006/04/04
TITLE:「 第六節 名古屋グランパス8 埼玉スタジアム 」
術中オブ名古屋
浦和0-0名古屋 得点者:無し
残り時間僅かのワシントンのフリーキックの時、どれだけの人間が入ることを信じていたのか、どれだけの人間が諦めていたのか、どれだけの人間が惰性でプライドオブURAWAの手拍子をしていたのか、その割合が知りたい。
殆どの人間が信じて願ってあの結果なら、それはきっとレッズと俺達の実力が足りないのだろう。でも俺はもっとスタジアム全体で信じられたなら、きっとワシントンの蹴り足から放たれたボールは信じた分だけ曲がってゴールインしただろうと思ってる。オカルトかよ。あぁオカルトだよ。だけどオカルトを馬鹿にするなら応援なんかやめちまえよ。
応援なんてそんなもんだろ。俺達の一声が選手の一足に繋がると信じて声を張り上げてるんだろ。名古屋の時間稼ぎに集中を切らしてしまってなかったかもう一度振り返れ。選手がじゃなくて、俺達がだ。ボールは曲がるんじゃなくて曲げるんだよ、俺達で。そういう傲慢さと個人個人の無力さを噛みしめながら思いの丈を声に乗せるからこそピッチとスタンドが一体化した非日常空間の中で汗や涙が自然と流れるんだろ。
『長いシーズン、こんな日もあるさ』なんて試合後、何とは無しに言っちゃってねぇか?そこに自戒が無ければ、俺達はまたきっと同じ事を繰り返す。
浦和0-0名古屋 得点者:無し
残り時間僅かのワシントンのフリーキックの時、どれだけの人間が入ることを信じていたのか、どれだけの人間が諦めていたのか、どれだけの人間が惰性でプライドオブURAWAの手拍子をしていたのか、その割合が知りたい。
殆どの人間が信じて願ってあの結果なら、それはきっとレッズと俺達の実力が足りないのだろう。でも俺はもっとスタジアム全体で信じられたなら、きっとワシントンの蹴り足から放たれたボールは信じた分だけ曲がってゴールインしただろうと思ってる。オカルトかよ。あぁオカルトだよ。だけどオカルトを馬鹿にするなら応援なんかやめちまえよ。
応援なんてそんなもんだろ。俺達の一声が選手の一足に繋がると信じて声を張り上げてるんだろ。名古屋の時間稼ぎに集中を切らしてしまってなかったかもう一度振り返れ。選手がじゃなくて、俺達がだ。ボールは曲がるんじゃなくて曲げるんだよ、俺達で。そういう傲慢さと個人個人の無力さを噛みしめながら思いの丈を声に乗せるからこそピッチとスタンドが一体化した非日常空間の中で汗や涙が自然と流れるんだろ。
『長いシーズン、こんな日もあるさ』なんて試合後、何とは無しに言っちゃってねぇか?そこに自戒が無ければ、俺達はまたきっと同じ事を繰り返す。
- Reds |
- トラックバック(0) |
- コメント(1) |
- ▲
- | HOME |


